ベッドの中で腹式呼吸。これで寝起きも快調
スッキリ目覚めてシャキッと起床。
こうできれば一日のスタートとしては最高です。
しかし、寝起きは、頭がもうろうとして体がだるかったり、こわばった感じがしたりすることも多いです。
寝起きがスッキリしない理由は様々ですが、睡眠中に換気量が減少することも関係しています。換気量とは、肺が呼吸する空気の量のことです。換気量が減れば脳や心臓への酸素供給量も減少して、活動レベルが低下します。
そこでオススメなのが、腹式呼吸です。ご存じのように、呼吸の方法には、息を吸ったときに胸がふくらむ胸式呼吸と、お腹がふくらむ腹式呼吸があります。一般的に男性は腹式呼吸、女性は胸式呼吸といわれていますが、胸式呼吸よりも腹式呼吸のほうが一回の呼吸で肺に入る酸素量が格段に多いです。腹式呼吸では、肺全体が呼気によってふくらんだ分、肺の下にある内臓が圧迫されてお腹がふくらみます。
そこで、目が覚めたら、ベッドの中で腹式呼吸をやってみましょう。やり方はいたって簡単です。お腹の中に空気が入っていくような意識で鼻から大きく息を吸い、お腹をへこませながらゆったり鼻か口から吐きます。手を胸と腹に置いて、胸ではなく腹が動いているのを確かめるようにするのがコツです。
これで酸素が大量に供給され、体と頭がスッキリ起床モードになるはずです。